なぜ、こんなところに巨大な水車が?
それは、、、
想像以上に大きかった・・・
ここ、岐阜県恵那市山岡町は、
蛙目(がえろめ)という粘土質の高い良質な陶土の盛んな町です。
明治から大正時代にかけて、陶石用の砕石(さいせき)を製造する為に石粉(いしこ)水車が利用されていました。
その後、昭和から平成にかけて建設された小里川(おりがわ)ダムにより水没してしまった地域に多くの水車があったということから、ダムの完成を機にこの地域の産業遺産のシンボルとして造られました。
木材はカナダ杉(レッドシーダー)で、水輪の直径は24メートル。
これは木造水車として日本一の大きさです。
また、水車の下には與運橋(ようんはし)通称「めがね橋」という橋があります。
1920年代頃に多治見(たじみ)電灯所(現在の中部電力)が、小里川第三発電所へ渡るために作ったといわれています。
橋の長さは20.1メートル、幅員2.7メートル、
材料は、地元産の花崗岩(かこうがん)を利用しており三連式石造アーチ橋です。
「道の駅に水車がある。」と聞いて行ってみると、想像していたものとは全く違いました。
この土地の歴史を知ることのできる、この貴重な建造物や巨大な水車には、
ここ、山岡町の人々のたくさんの想いが込められている。
そのことを、肌で感じさせられる場所でした。
またこの道の駅の名前、
「山岡のおばあちゃん市」
という名前もとても可愛い名前ですよね。
おばあちゃんたちが心をこめて作った野菜や民芸品に出会えるのも、
この道の駅ならではだと思います。
その他、 施設内には郷土料理が食べられるレストラン、地元の手作り野菜、農産加工品、山岡町特産品、民芸品などを販売している売店があります。
地元の食材で、丁寧に作られた定食は地元の方にも大人気でした。
こんなに美味しい定食屋さんが近くにあったら毎日でも通いたくらいです。
そして、最後に…
是非立ち寄りたい、小里川ダム
巨大水車の右手奥を進むと橋があり、道なりに2~3分歩くと小里川ダムに辿り着きます。
記事冒頭の動画でもご紹介しておりますが、
このダムからの景色も絶景でかなりの迫力があるので、
是非!足を運んでみることをオススメします!
住所 | 〒509-7606 岐阜県恵那市山岡町田代1565-169🚗中央自動車道の瑞浪(みずなみ)ICから車で20分 |
電話番号 | +81- 0573-59-0051 |
営業時間 | 9:00~18:00 (11月~2月は17:00まで) |
定休日 | 年末年始 |
支払い方法 | 現金 |
ホームページ | http://rasseimisato.com/ |
駐車場 | あり |
Wi-Fi | なし |